リースバック💴

2025年05月15日

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ご存知の方も多いかと思いますが「リースバック」のお話です。

所有する家などを業者に売却してその代金を受取り、退去することなく家賃をその業者に支払うことによって使い続けることができる方式です。

大手不動産業者に限らず、中小零細の業者までもがこの方式を積極的に推進しているようです。

 

しかし、ここ最近、新聞やテレビなどでトラブルが多発しているとの報道をよく見かけるようになりました。

世間相場より買取価格が大幅に安すぎた。また、一般借家契約の場合、家賃さえ払えば借主側が使用を続けられるものの、よくよく契約書を見てみると定期借家契約と言って期限付きでの賃貸借だったため、ある一定の期限が到来するとそのことを理由に退去を求められた。

当初、貸主側業者が詳細説明を語ることなく曖昧な状態で契約を行い、契約書面にその旨が記載されていたことを理由に退去を強いられたわけです。

更に、退去する時に原状回復のための法外な修繕費用を請求された。その期限を超過して賃貸借を続けられたとしても、現状の家賃を大幅に増額された。などなど、挙げだしたらキリがないほど様々なトラブルが発生しているようです。

更に驚くことに、このリースバック、国土交通省が認定している方式。そろそろ、毅然とした見直しが必要に迫られているように思えてなりません。

 

以前からこのリースバックについてのご相談をよく承ります。総じてそのような場合は、旧態依然とした一般的な売買でもって売却、買取のご提案をさせて頂いています。

このようなトラブルは、リースバックのメリットばかりに注目して、デメリットを見落としがちな所が原因でもあろうかと思いますので、熟考を重ねながら検討して頂きたいと思います。

 

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