ネット情報🖥️

2025年07月11日

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インターネットやスマートフォンなどのデバイスから様々な情報を知る機会が多いかと思います。

ただ、実際の状況と食い違っていたり、場合によっては誤解を招く情報だったりすることがあります。

 

先日、土地を仲介で購入して頂いた方から井戸の始末についてのお問合せを頂戴しました。

購入して頂く際に提示する書類などにはその井戸の存在を告知し、いつものように埋戻しを行い、盛土の頂上から管を差して息抜きをして終えました。

しかし、その土地の造成工事を進めるうちに水が溢れ出して来てしまったとのこと。

その井戸の埋戻しが不完全だとの主張だったりしたわけです。

 

ネット情報によると、井戸の底に砂利をまぶして固め、更にその上に砂を被しておくとのこと。

また、その施工をする前、神主に来てもらってお祓いをすることが通常だとのこと。

その現場の解体業者によると、そこまでのことはやらないとのことで、その土地を購入された方の拘り、つまり、その方がそのような施工を望むなら別途オーダーしてやるべきとのことでした。

また、井戸の底にはまだ生きた水脈が存在する場合もあって、常に枯れた状態ではないとのことでした。

したがって、井戸の底からにじみ出て来る水は、その土地で今後施工する建築業者が担当するべきとのことでした。

 

土地を購入された方がネットで見られたような井戸の始末を売主側が行うべきなどのことは、やはり、このような事情や状況を理解していない、または、誤解を招く情報だったと疑うしかありません。

 

ネット情報を鵜呑みにして理解したつもりが、逆に相手に違和感や嫌悪感を覚えさせることになりかねません。

気を付けたいものですよね。

 

🆖😓👂

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